「嵐はもうおじさんでしょ?どこがいいの?」と聞かれた時の答え方に困るのでまとめてみた
ときどき、タイトルのような質問をされることがある。
確かに6月にニノが35歳。
そして潤くんもあと1週間で35歳。
(時間が経つの早すぎる...)
※これを読んでくださっている方の多くはご存知だと思いますが、嵐の最年少は二宮くんと松本くんです。月日まで考えると松本くんが一番下です。
年齢を考慮すると一般的には確かに「おじさん」なのかもしれない。しかし個人的には、これ自体人による気がする。
ということでそこは一旦置いておこう。
でも私は、「どの辺がいいの(別に応援する対象なんかじゃなくない?のニュアンス)」の部分では違和感を感じずにはいられない。
実際に言われたときにいつも「いやいやいや、あのですね〜〜」と反論しようと思うのだが、何せ言いたいことが多いのに加えて、興奮してしまうので話が支離滅裂になって相手を論破できない.....
(いやだって興奮しちゃうじゃん...自担*1のことを上辺だけしか知らない(かもしれない)でそれでそんなこと言われたら必死になっちゃうもん.....)
これでは私がただ悔しい思いをするだけになってしまう...!!
というわけで、一度整理してみようと思う。
【注】*2
その1.あなたの担当が年を取ったら、あなたはその人達のことを嫌いになりますか…??
あなたの担当だっていずれ年取るんだよ...?その時、あなたはファンを辞めるんですか??って話です。
少なくとも私は違います。(理由はその2へ続く)
まぁ中には、この質問に「はい」と答える人もいるかもしれない。そういう人はそもそもの価値観が違うのだろう。若い担当がいる人は、担当と同じように年を重ねられるのが貴重だということを忘れないで!
その2.嵐が努力してコツコツ積み上げてきた実力や仕事への姿勢が好き
若かったら好きってわけじゃない。
好きな理由は、仕事への姿勢・取り組み方、礼儀正しくて地に足がついていて、プロ意識が高く、そうして個人やグループが確実に培ってきた実力、そしてその真摯な姿勢を尊敬し、惚れているから。
嵐の「実力」というと思い出すものがある。
2015年の夏。ハワイの翌年。
ZEROで放送された、翔くんと智くん、NEWSのシゲの3人による対談企画があった。
(以下番組からの引用)
シゲ「30(歳)って、まぁ一つのボーダーの年齢だと思うんですけど、30超えて変化とかってあるんですか?」
`・з・´)「俺はすっごいあった。それはたぶん、大野さんが一番よく分かってくれると思うけど...異様な焦りがあってねぇ」
(↑「大野さんが〜」で智くんに手を伸ばす翔さん)
`・з・´)「次に見るのは40(歳)じゃん、当然。このままじゃやべぇな、このままじゃやべぇなっていう、グループがね?」
「僕らのグループってさぁ、肩組んだらかわいい〜とか言われたりさあ」
シゲ「あ〜」
`・з・´)「何だろ、メンバー同士ハイタッチしたらワァーってなったり、することが多かったのね?」
シゲ「あ〜」
`・з・´)「どうせ、いつか可愛くなくなってくんだから、人間だから。
`・з・´)「じゃあ、そうなった時の、畑を今から耕しとかなきゃなんねぇんじゃねぇかなっていうのずっと思ってたの」
`・з・´)「簡単に言えばそのだから、人気じゃなくて実力ってことだったんだけど〜」
`・з・´)「なんだけど...ま、そう言ってくれる人がいんだったら、そう言ってくれる人がいるだけありがたいなって方に何かもう、変わっちゃったっていうか」
誰しもが平等に持っている「若さ」という武器。でもそれは、必ず全員分、誰1人残さず引き剥がされる武器なわけで。
翔くんの発言から考えると、おそらく翔くんが「異様な焦りがあった」のは20代後半。
2009〜2011年頃だとすると、嵐が10周年を迎え、国立でコンサートを毎年開催するようになり、「国民的アイドル」の座に駆け上がる絶頂の時期。
「人気は勢いがあると一瞬で上がったりするけど、実力は長い時間をかけないとつくものじゃない」という言葉を聞いたことがある。まさに翔くんは30代目前でそれに悩んだのかもしれない。
ZEROの対談で他に印象的だったのがこちら。
(30のとき40のときのイメージをしたい方だったけどもう分からないという話から)
´・∀・`)俺ももう分かんないなぁ
´・∀・`)(何かつまんで、落としちゃって、もっかいつまんでる)
シゲ「やっぱ、あれなんすかもう、続けていくってことなんすかねぇ」
シゲ「あははははは!」
シゲの、瞬時に先輩をたてられる、頭の回転が速くないとできない一言もいいけど、
それに対してちょっと遠慮しつつ後輩をたてて、そして何より、
ハワイで15周年を華々しくお祝いした翌年にもう既に、
「全力で逃げ切るよ」
「追いかけてくんなよ」
って言いきっちゃうのかっこよすぎない...??
え、、?去年あんなにわいわいやってたじゃん...?
ハワイでふにゃふにゃになって「もうホントにありがとう...」「ありがとう、いつもありがとう」「ずっと一緒にいるね、うちら」「ずっと一緒にいてね」って言ってたのに!?
私は、内弁慶で気遣い屋さんで平和主義者の嵐がふとたまに牙を見せる瞬間が大好物だ...
嵐の番組でよく見られる、誰も傷つけずに笑いをとれるトーク回しは嵐を見ていて心地よい理由の一つではないだろうか。(だからたまに、誰かをけしかけるような言い方をしないと笑いを取れないタレントを見ると、「嵐さんを見てくれ...」ってなってしまう(小声))
そしてそれは、翔くんが言っていたような「実力」のうちの一つなのだろう。
そこまでの実力を積んで、確固たる「国民的アイドル」の地位を手にしてもなお、「ファンの人のおかげ」って、これでもかってぐらい「ありがとう」を伝えてくれる。
好きにならないわけがない。
その3. そんなに「おじさん、おじさん」っていうけどな...
世の中のその辺のおじさんで、こんだけ歌って踊れてキラキラしてて、人に幸せを与えられる人がいるのか?って話ですよ!
この辺は私が稚拙な文章を書くより「『Untitled』」の円盤見てもらったほうが1億年早いのでよろしくお願いしますね!!(まだ見てない人へ)
その4.誰かが辞めたりグループ活動が止まったりすることもなく5人で20年続いている
意外と見過ごされがちかもしれないけど、これって実はめちゃめちゃすごいこと。
2018年8月現在、デビューから10年以上が経ち、かつ、テレビに今なおグループあるいはユニット出演しているジャニーズグループは9組。(解散したSMAPも合わせると10組)
その中で脱退や活動休止が全くないのはKinKi KidsとV6と嵐の3組のみ。(病気による活動休止等は除く)
※一応確認済みですが間違ってたら訂正するのでバシバシ言ってください。
追記(9/13):
滝翼まで解散するなんて.....!活動休止した後必ずしも復活してくれるとは限らないんですね…。普段応援させてもらえることを当たり前のように思っているけど、応援できること、新曲やツアーでワクワクできること自体が奇跡なんだということを改めて、ひしひしと実感しました…。
要するに、グループを継続させることは容易なことではないということ。
他のグループに関してどうこう言うわけではなく、これだけ続けるのはグループ内が平和でメンバーのバランスがとれているから。
大きな楽屋やソファがあっても、端っこの方でソファから降りて5人で小さく集まって小籠包食べてるのが嵐です。(テスト頻出)
(こうやって結成から19年が経ち、20年目に入ったわけです)
20周年といえば、「嵐コンサート会議中!?」
のメールが来たときの歓喜ったら半端じゃなかった。5×20の文字が公式で見れるなんて...!!って駅前のロータリーで泣いてしまったじゃん。ありがとう嵐さん.....!!
あとがき
私は幼い頃から、流行りのものにそのまま乗ることに何となく抵抗がありました。
(何故かと言われればいまいち分かりません...遺伝.....??)
嵐が10周年間近で勢いがものすごかったときも、若干の興味があったのにも関わらず、そんな自分の本心に蓋をしてしまっていました。
嵐を知ったあのときに、もっとちゃんと見ておけばよかった。偏見を取り去って見るべきだった。
嵐のファンになってからずっと後悔しています。「せめて初の国立までにはファンクラブに入っておきたかった」という会話を何度母と交わしたことか…。(母は葉担です)
でも、嵐さんは「目の前のことに全力を尽くす」ことの重要さを教えてくれます。
そして彼らはそれを体現してくれています。
だからこそ私は、後悔する気持ちもあるけれど、「今を大事にしよう」とよく言い聞かせるようにしています。(文字に起こしたら急に恥ずかしくなってきた...)
そして今では、「あの時の自分だったからこそ好きになったんだ」とも思っています。
同じ後悔をしないように、曲がった偏見を一度取り去り、広い視野で物事を見て、たくさんのことを享受していきたいものです!!
オタクライフは楽しい!!